笑うマトリョーシカの2話ネタバレと考察！清家をコントロールする？

笑うマトリョーシカの2話が2024年7月5日に公開されました。

香苗が自分の父と同様、武智の自動車事故の加害者が無職の男で、誰かに金で雇われて事故を起こしたと推測するのは納得できます。

当初、ドラマ前半では、鈴木が事故の加害者を雇ったと思いました。

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笑うマトリョーシカの2話ネタバレ感想

ハヌッセンとだぶる鈴木の存在

佐々木が、清家が香苗に取材を許可したと謎の女に連絡していましたが、その相手が美恵子で、鈴木と青山も危く自動車事故に巻き込まれそうになったので、事故は鈴木を消そうとした美恵子の仕業かと推測できます。鈴木自身が史実では、殺されたハヌッセンの立場のようです。 その美恵子と清家のつながりを調べた香苗が法院大学の西島教授を訪ねた時の場面は興味深かったです。

清家にハヌッセンの論文を書かせたのは鈴木のようで、ところが、清家が後の論文でハヌッセンを否定していたのは、美恵子の影響と推測されます。美恵子が脚本家志望だったので、操り人形のように鈴木も佐々木も清家も使ってドラマを描いているのだと思います。 ドラマの前半で、鈴木はナチス政権におけるハヌッセンでもあり、宣伝大臣のゲッペルスの役目を担っているようです。清家が、「私は約束します」と言いながら、手振りで聴衆をひきつける動作が、わざとらしいです。

誰の手のひらの上か

一話目では、清家の演説台本を用意していたりする鈴木が明らかに怪しくて、事故に見せかけた殺人も、全部裏で鈴木が仕組んでるんだろうなって思っていたけど、ここに来てまた新たに元カノが怪しいとは、どんどん怪しい人が浮上しては変わっていきそう。

ただちょっと気になったのは、清家が手玉に取られているわけではなく、自分から望んで演説の練習をしたり、恋人を作ったりしているように見えたこと。もしかしたら清家には、自分というものがそもそも存在しないか、あえて消して相手に依存することで、いろんな人の理想の人物になりきって、生きていくっていう、特殊な楽しみでもあるのかもしれないですね。

あとちょっと気になったのは、櫻井さんの演技力のせいか、過去の清家くんのほうが、ぶっちゃけ演説上手かったと思う。

元恋人が犯人？

２話もスピード感ある展開で楽しめました。清家議員が過去に私設秘書を務めていた武智議員が不慮の交通事故で亡くなるなど怪しい過去もあり、いよいよ疑惑が深まってきました。

秘書の鈴木が明らかに怪しい雰囲気を出しながら、今度は鈴木が交通事故に遭ったことで鈴木の犯人説が怪しくなってきたようにも感じます。清家の著作に書かれていた大学時代の恋人が今回登場しましたが、意味深な存在感がありました。

論文に書かれていた思想が一転したりと彼女の影響が非常に大きいようですが、もしそうだとしたら清家は昔から自分の主張がなく、周りに流されやすいんだなと思いました。ハヌッセンが43歳で暗殺されたことが鈴木の事故とつながっているとしたら闇が深すぎだと感じました。

笑うマトリョーシカの2話ネタバレと考察！

脚本家の美恵子の怪しい存在

次回、美恵子が、清家を立派な政治家にすると言ったように、黒幕は鈴木だけでなく、その背後にいる美恵子だったようです。 しかしながら、香苗が鈴木や美恵子のことも調べはじめたことに危機感を持った美恵子がハヌッセンの立場の鈴木を消そうとし、清家にも香苗とは会わないように釘を刺したと推測できます。

香苗は清家の大学の同級生を捜し、美恵子が、ドラマの脚本を書いていて、美恵子の父が政治家を志して失敗したと知ると予想します。それ故に美恵子は父の悔しさを清家にだぶらせて、野望を遂げようとしているのかも知れません。 香苗は亡くなった武智の元秘書の藤田に会うと、清家が頻繁に美恵子に会っていて、武智の事務所にも美恵子が出入りしていたのを知り、ますます香苗は美恵子を疑うようです。

気になるのは香苗のトラウマです。香苗はかつて女から香苗のせいで死んだと責められたのは、政治家の汚職を追及した過程で、秘書が自殺したのが、香苗のせいだと思っているようですが、 清家は、香苗が真実を明らかにすることで傷付く人がいても救われる人がいるから戦っていると答えたので、香苗は清家から美恵子に逆らえないと救いを求めると予想します。

まさしくマトリョーシカ!?

今の清家を作り上げた一人として、元カノ探しが始まったけれど、もしかしたらタイトルにある「マトリョーシカ」って、清家をコントロールしようとしていった人たちって事なのかなって思った。

一番外側が鈴木で、中身を開けたら元カノで、また開けたら違う人が出てくるみたいな。とりあえず鈴木が自分は用済みになってしまった可能性に気がついたし、明らかに元カノに対していい印象どころか、多分邪魔だって考えていただろうから、元カノ探しに協力してくれるかもしれないですね。

そして現時点で元カノが清家のそばにいるように見えないけれど、途中で謎の女性が清家の動向を見張っている感じがあったし、近くにいないってだけで、佐々木を使って謎の女と一緒に、裏で糸を引いているかも。

美恵子の存在が気になる！

清家の大学時代の恋人が当時の清家に大きな影響を与えていたのでは、と推測されるような2話でしたが、清家が操っていたのが美恵子（仮名）だとしたら鈴木よりも彼女が怪しくなってくるなと思いました。

また、最も事故の黒幕として怪しいとされていた鈴木秘書が事故の被害者となったことで、彼を容疑者候補から外すことになりそうですが、それだけでは終わらないそうな予感があります。

武智議員の事故、道上さんの父親の事故、鈴木秘書の事故と3つの事故は同一人物かと推理を進めているようですが、必ずしも同じ人物が犯人とは言えないのではないかと思います。道上さん自身も過去に取材がきっかけで自殺者が出てしまったという苦い過去が判明しましたが、政治家がらみとのことでその事件も関わってくるのか気になります。