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笑うマトリョーシカ9話ネタバレ

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笑うマトリョーシカの9話が公開されました。いよいよ終盤ですね。

いよいよBG株事件と政治家とのつながりや今までの事件との関係性などが明らかになってきてドラマも佳境になってきたなと思います。元秘書で今は裏社会で生きているという富樫の行方を追うも、またしても何者かに消されてしまってようで改めて大きな闇の力が動いていると感じました。

笑うマトリョーシカ9話ネタバレ感想

清家浩子とは

ジャーナリストの道上たちがようやく見つけたBG株事件に関わっている人物が、タイミングよく殺されてしまいました。また調査の糸が切れたと思た途端、この人物の手下が警察に対し諸橋大臣の関与を証言します。

結果内閣で唯一清家の障害だった諸橋は内閣から外れ、清家は念願の「首相公選制」に近づきました。あまりに清家の都合に合わせた展開に驚きました。清家にも「汚れ仕事担当」がいるのでしょうか。一方、清家の母・浩子に会った道上は、浩子から「政治家を演じていた」清家の父・和田島との出会いや、清家と結婚したのは子供に日本人としての姓を与えるためだったと聞き取りました。更にハヌッセンは自分ではなく、論文を鈴木に送ったのは自分ではないと話します。知性があり魅力的な浩子なら、男性が放っておかないのでしょう。息子を復讐の道具に育て上げるためだけにその能力を使ったなら、恐ろしいけれど哀しい人生だなと感じました。

男を翻弄してきた浩子の半生

道上が清家の母親の浩子に再会い、彼女と中国人との母、そして男たちとの関係を話しましたが、改めて壮絶な人生だったと思います。

中国出身では祖国から無理やり連れてこられたお母さんもかわいそうな人生でした。浩子は母を反面教師にしながらその美貌を生かして清家の本当の父親である和田島家や実業家でお金のある清家など多くの男性たちを踏み台にして生きてきたんだろうなと思いました。彼女の身の上話をきくだけでは今までの事件との関連はまだ見えないものの、一郎への強い思い入れはあるのだと思います。

浩子のストーリー

今回は浩子のストーリーが印象的でした。中国人である母親のフーチョー(復讐)という言葉を何度も聞いて育った浩子が、どのようにそれを達成しようとしたのかということが語られていました。現実の世界の話ではないし、私自身と浩子の境遇が近いわけではないけど、辛い経験をした結果、息子として生まれた清家一郎に全てを託したくなったという浩子の気持ちに共感できる部分がありました。

そう言った点でドラマ1話分の時間だし、ストーリー的にはあまり進んではいないものの、まるで映画を見たかのような満足感が感じられました。また、浩子と香苗の会話の最後で、浩子が香苗に対して、まだ肝心なところに辿り着いていないと言ったことや、清家の論文を鈴木に送ったのが誰かと言ったことが今後回収されると思うので楽しみです。

浩子の狙いは

浩子があまりにも怪しいから、何もかも裏で浩子が糸を引いているんじゃないかって予想していたけれど、結局浩子は直接手を出したのは、清家が政治家になること、総理になって外国人差別をなくすことという清家に関することだけで、他はあくまでも諸橋が勝手にっていう感じなんですね。

色々先入観に囚われすぎていたなって反省してしまいました。そして一番気になったのが、ハヌッセンの論文を浩子が送ってきたわけではないということ。清家の実家にあったものなんだろうから、浩子が送ってきたのではないとすると、残る人は限られてきてしまうけれど、あの怪しげな家政婦さんの正体があの人だったらって気がついてしまったら、めちゃくちゃ面白いですね。

ついに浩子と!?

前回の訪問ではのらりくらりと交わされ門前払いをくらっていましたが、ついに浩子が愛媛を再度訪れた道上を受け入れ思い出の地で話をしていたのがとても印象的な回でした。なぜ浩子は「復讐」をしようとしたのか、その動機が中国から来た母と浩子が感じた本国への思いから出会ったことが分かり謎に包まれていた事が一つづつ見えてきた所が良かったです。

同時にコントールされてきた愛人を見ながら、自分の子清家を同じようにコントールしこの嫌悪感のある国のトップにしようとしている浩子に恐怖を覚えました。現在の道上の周りでの様々な不審な事件やBG株事件についてもどんどんと謎が解けていき、ストーリーも終盤に向かっているなと感じるとても良い回でした。

笑うマトリョーシカ9話ネタバレ考察

清家一郎が目指すものとは

1人に権力が集中し、独裁政治を生み出す側面もある「首相公選制」に反対していた諸橋大臣が消えて(追い落として?)党内の意見を思い通りにコントロールできるようになった清家は、次に何をするのでしょう。

中国人の祖母が常々口にしていたという「復仇(中国語)=復讐」が、弱者を見捨てず寄り添う意味なら大変良いことです。でも彼の言う「ヘイトスピーチの厳罰化」は、運用次第で言論統制に繋がりそうで、それは権政治に繋がる可能性もあります。また一郎のナチスを賛美する内容の論文を鈴木に送り付けたのが浩子ではなく、彼女がハヌッセンでないとすれば、清家を操り「汚れ仕事」を担っているのは誰なのか、彼が自分の考えで独裁者になりたがっているなら、国をどうしたいのかが未だわからず恐ろしくなりました。マトリョーシカの外側が次々にはがれて行き、初めは浩子が中心なのかと考えましたが、実は何もなかったりして?とても恐ろしいです。

小松のヘルパーさんが怪しい

浩子の現夫である小松の家にいるヘルパーさんがかなり怪しく映し出されるのが気になります。彼女も事件と関わる誰かの関係者なのではないかと予想しています。清家がヒトラーやハヌッセンについて書いた論文を送ったのがまだだれか不明となっていましたが、現在小松家にいて清家の荷物も触ることができた可能性がある彼女が怪しいと思っています。

また、道上がついに清家一郎と会い「あなたの背後には誰がいるんですか」と切り込むことになりますが、清家がどのような返しをするのか気になります。その返答に母親の浩子、というとは思えず、はぐらかす答えで終わると思います。浩子も母から受け継いだ日本への恨みを果たすため、清家を総理大臣にするために助言をしているのは間違いなさそうです

浩子とBG株事件の関係

香苗のお父さんの事故は、大臣の諸橋の下で働いていた冨樫によってBG株事件の隠蔽のために引き起こされたものであることが判明したものの、その事故と浩子の関係がまだ分かっていません。

あくまでも私の予想ですが、浩子は、BG株事件に関与していた諸橋らの力を使って清家を出世させることを成し遂げたら、今度は取っておいたBG株事件の関与者の証拠を用いて、諸橋らを失脚させて、清家を国のトップに据える計画なのではないかと思います。そして清家の手によって、母親と長年願ってきた復讐を成し遂げるのではないでしょうか。あとは、浩子らと暮らすヘルパーが何かを知っていそうという点から、このヘルパーは浩子の計画に気づいていて、それを知らせるためにヘルパーが鈴木に清家一郎の論文を送ったのではないかと考察しています。

論文を送ってきたのは誰か

ハヌッセンの論文を手に入れられるのは、清家の実家に出入りできる人物に限られるので、自ずと残り2人に絞られてきそうだけど、浩子がハヌッセンの論文を送ったのが自分ではないって明言したってことは、浩子自身はもう、あの家政婦さんの正体に気がついていそうなので、そのへんはどうなっているのか気になります。

それにしても浩子に消されてしまったと思っていた美和子が、まさか家政婦として清家の家に潜り込んでいたとしたら、本当に凄いことだし、この行動も全てが、かつて美和子がテレビ局の賞に応募した脚本のストーリーを実現するためだとしたら、ものすごい伏線回収になりそうでワクワクします。一方の清家は、唯一自分の行動に反対していた諸橋が失脚して、誰も邪魔する人はいなくなったので、ここぞとばかりに首相公選制の実現に邁進するだろうな。

清家と浩子の思いとは

今回の第9話にて浩子と道上が話をするシーンでは、浩子は途中で話をぱたりと止める様子がありました。周囲をコントロールし続けて復讐を実現しようとしている浩子が道上に動機や自分の生育を話をした意図は何だったのか、そしてその先を話さず道上をどう動かしたかったのか。

そこが10話では見られると考えています。また清家はついに国のトップに辿り着きます。清家のシーンでは度々意味深にマトリョーシカを触ったり眺める様子があります。何の意味があるのか、そして本当にコントールされているだけなのか、母の思いを叶える為に国のトップになったのか、など様々な疑問の答えを10話では解明してくれると考えています。BG株事件の真相へも道上らが辿り着くことを願っています。

代表取締役
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毎日ある楽しいイベントやニュースの発信が好き。 どれだけ早く最短で情報収集を行い、いかに素早く公開できるのかに命をかけている。 趣味は旅行と釣り、グルメ 嫌いなものは労働
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