ブラックペアン2の2話がはじまりましたね。
主人公の天才外科医・渡海征司郎は、冷徹でありながらも卓越した技術を持つキャラクターとして描かれており、その存在感は圧倒的です。
彼の手術シーンはリアルで緻密に描かれており、視聴者はまるでその場にいるかのような臨場感を味わえますよ。
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ブラックペアン2の1話ネタバレ感想
看護師・猫田が危機を救う
海外ロケでゴージャスに描かれた第1話で登場人物の紹介の部分が終わり、いよいよ2話ではライバル大学から送り込まれた刺客が主人公・天城雪彦の公開手術をじゃましようとたくらみますが、その危機を救った看護師・猫田麻里の怪しい存在感が印象的でした。
エンターテーメント化された公開手術のシーンは、今までの医療ドラマにはない魅力があり、「そんなこと、あるのだろうか」と思ってじまうくらいにつっこみどころが多く、コミカルにもなっています。雰囲気が暗くならずに明るくテンポよく物語が進行していて、日曜日の夜に見る医療ドラマとしては、ちょうどいい重さ(というより軽さと言ったほうがいいかもしれない)になっている気がします。
天城先生のオペがかっこいい
日本にやってきた天城先生が早速やりたい放題なのが見ごたえありました。おじいちゃんのアップルパイを一生懸命守ろうとしていた孫娘の結衣ちゃに対して賭けの対象にしてしまう天城先生は冷酷にも感じましたが、お金ではなく結衣ちゃんがアップルパイの味を再現できるのかどうかを決めているため意外と温情があるのかもしれません。
前作ではあまりプライベートが見えなかった看護師の猫田さんがアップルパイなどの甘いもの好きというのが垣間見えてよかったです。公開手術を行ったものの、天城先生が退席した後、血が止まらなくなってしまう大惨事となりましたが、タイミングよく天城先生が再登場し手際よくオペを終わらせてしまうあたり、すべて天城先生の計画通りだったんだろうなと思います。天才的なオペを見せた天城先生はかっこいいものの、やはり何か謎がありそうです。
緊張感MAX
物語は単なる医療技術の競い合いだけでなく、医師たちの人間関係や医療倫理、病院内部の権力闘争など多岐にわたるテーマを扱っており、視聴者を深く考えさせる内容となっています。特に、患者の命を最優先に考える渡海の姿勢と、利益や名誉を追求する他の医師たちとの対立は、医療現場の現実を鋭く描き出しています。 また、緊迫した手術シーンや予測不能なストーリー展開が続き、一度見始めると目が離せなくなります。
各エピソードごとに新たな課題が提示され、それを渡海がどのように解決するのかが見どころです。彼の非凡な才能と独特のアプローチは毎回視聴者を驚かせ、感動させます。 さらに、キャラクターの成長や人間ドラマも見どころの一つです。渡海の過去や彼が抱える葛藤、他の医師たちの成長や変化などが丁寧に描かれ、それぞれのキャラクターに深みが増しています。
ブラックジョ~ク…?
前回のブラックペアンを結構感動的に見ていたので、楽しみにしていました。前作では、渡海先生が星野哲郎みたいなシルエットで描かれていました。ちょっとファンタジックでシャープ、出演者も若手が多くフレッシュな印象でした。
今回は当時のキャストが継続している分、どう変化をつけるのかを難儀しているようにも見えました。初回では二人の主軸となる演じ手、二宮と竹内の慎重さを自虐的に描いているように感じましたが、2話では、手術室で天城が椅子を引きずってきて乗り、手術を勝手に見学する場面などに、なんとなくブラックジョーク感がありまだ対応に戸惑いを感じます。主演者は毎回話題となる様なはっとする人物が登場し目を奪われます。チェ・ジウに続き、海老蔵さんの長女が登場、印象的な綺麗な目にはっとしました。
手術は芸術
天城先生の手術シーンが圧巻すぎて、やっぱりこの人は天才だって思ったけど、垣谷先生がやらかして戻ってきてからの、直感での手術再会シーンを見て、クラシックのBGMも相まって、天城先生が「手術は芸術だ」って言っていた意味が理解できてしまった気がしました。
というかもしかしたら、あえて石灰化部分を何も言わずに放置して、垣谷先生が見逃せないで手を出して失敗するところまで全部計算していたんじゃないかなって思うし、そのハプニングすらも楽しんでいたのではないかと思うと、やっぱり凄いけれど恐ろしい人ですよね。でも今回はその恐ろしい人のおかげで、あの女の子はアップルパイを完成させた上に、おじいちゃんまで助かったわけだし、悪魔でもあり天使でもあるって感じかな。
ブラックペアン2の1話ネタバレ考察!
周囲の主人公を見る目が変化?
次回の第3話以降も、毎回「ゲスト」の患者とギャンブルをしながら難手術を引く受けた主人公の天城雪彦がいとも簡単に成功させる一方で、彼を蹴落とそうとするライバル勢力が送り込む刺客を倒していく・・・というストーリー展開になっていきそうだなと思いました。
天城とパート1の主人公だった渡海征司郎との関係の謎については、次回から少しずつ小出しにヒントが提示されながら、謎が明らかになるのは、もう少し先になりそうです。2話で看護師の猫田麻里が重要な役割を果たしたように、第3話以降も東城大附属病院のほかのメンバーがひとりずつ天城に協力するようになって、やがては「チーム天城」のように団結していくのではないかと予想されます。
成功率0の手術をどう行うのか
佐伯先生が天城先生に就任を依頼した新病院の設立について今までの慣習を気にしない天城先生といろいろともめることになりそうです。技術はあるものの、周りと調和しリーダーシップを取れるのかどうかは確かに心配です。
また、今回の患者さんは生活保護受給者ということもあり、お金と医療の難しい判断を病院として迫られることになりそうです。お金が取れない患者に対して天城先生が賭けを申し入れるのかも疑問ですが、息子がクレーマーということもあり「病院に対して絶対忠誠」を条件に出してくるような気がします。予告では「この手術の成功率は0%」と言っている天城先生ですが、彼の頭にある別の術式を取って患者の命を救ってほしいなと思います。
真実の手術室
物語の進行から予想される展開として、渡海征司郎の過去や彼の動機がさらに掘り下げられる可能性が高いです。彼の冷徹な外科医としての姿勢の背後には、何らかの深い理由があると考えられます。これが明らかになることで、彼の行動や決断に対する視聴者の理解が深まるでしょう。
また、病院内部の権力闘争がさらに激化することが予想されます。特に、新しい医療技術や治療法を巡る競争が中心になるでしょう。渡海と彼のライバルたちがどのような戦略を取るのか、その過程でどのような倫理的なジレンマに直面するのかが見どころです。 さらに、主要キャラクターたちの人間関係にも注目です。
特に、若手医師たちの成長や彼らが抱える葛藤が描かれることでしょう。彼らがどのようにして渡海の影響を受け、医師としての信念を築いていくのか、その過程が視聴者に感動を与えるはずです。 患者のケースも次回のエピソードで重要な要素となるでしょう。各患者の物語が医師たちの行動や決断にどのように影響するのかが興味深いです。渡海がどのようなアプローチで難題を解決するのか、その手腕が再び試されることでしょう。
やはり幼き日に別れた双子説
患者に全く支払い能力がない場合、その掛け金をいかにするのかを伏線としつつ、天城と渡海の関係を仄めかす浜辺の映像…。初回からいくら最終的に美談にされていても、これは患者側からしたら一生続くかもしれないかなりの負担金でり怖い設定を、今回もどのように描くのかが気になるところです。
このあたりは、ブラックジョークではなく命に係わる対価の重さをシビアに描いている感じがします。天城がこの病院ではたらくこととなったのを“運命”とよんでいるのは、今後のストーリー展開にかかわってくる部分で、おそらく原作にはないオリジナルストーリーで天城と渡海の関係が気になる謎ときとなっているようです。原作はかなりしっかり血押した作品の様なので、原作者と制作側が話し合ってつくられた新しいドラマはそれなりに楽しめるはずです。
天城先生の目的は!?
天城先生がやたらとお金持ちの手術しかやりたがらないのって、もしかしたら高度な技術云々言っていたけど、お金という分かりやすいものがかかることで、神の意志みたいなものをハッキリと感じ取れるからだったりするのかな?本当にお金大好きだったら、前回の少女との、ちょっと不確かな未来での契約なんてしないんじゃないかなって思いました。
次回は、ジュノと成功率がゼロパーセントの難関手術に挑むことになるらしいけれど、自分の技術が証明できる方がきっと優先で、お金があまりない人相手でも、何かと理由をつけて手術を成功させてくれると信じてます。そして天城先生が医療事故ファイルを見ていたのが気になる。やっぱり何か調べるためにやってきたんだろうけれど、渡海先生の名前に反応していたところを見ると、渡海先生のこと調べているのかな?