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笑うマトリョーシカの1話ネタバレと考察!他にはないミステリードラマ?

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新ドラマ、笑うマトリョーシカが2024年6月28日公開されました。

水川あさみさんや玉山鉄二さんが出演されており、すでに話題のドラマとなっています。

全く前情報なく見ましたが面白かったです。若き政治家(櫻井さん)と有能な秘書(玉山さん)、そして政治家の汚職事件の謎を究明していた父の突然死の真相を探る新聞記者(水川さん)の攻防が楽しい回でしたね。

笑うマトリョーシカのネタバレ感想

この記事は、実際にドラマを見た感想と次回の考察をお伝えしています。

笑顔のAIと、能面の策士

櫻井さんは対外的には常に玉山さんの用意した原稿を読んでいくことでその場を乗り切り、好感度を保ち続けています。

つまりは策士に操られたAI。ドラマの中で出て来たこれら二つのキーワードになるほどなと思いました。

ただ、初回から政治家と秘書にいきなり切り込む水川さんの行動には若干、手の内を明かし過ぎではと、驚かされました。

現代によみがえるハヌッセン

90年前に歴史上、存在した千里眼があると自称したハヌッセンになぞらえるドラマの出だしは衝撃的です。 さながら日本であれば平安時代の陰陽師、安倍晴明の令和版のように、清家大臣を操る鈴木が不気味です。

父を殺された香苗が、清家大臣の「悲願」という著書から友達だった鈴木の父親、宇野が28年前のBG株事件で、殺された仇を取ろうとしていると探ったまでは鋭い洞察力です。 それに対して、清家大臣が、自分の学生時代の論文を香苗に送って、鈴木に内緒で呼び出したのは、清家が香苗に救いを求めたいようです。

そればかりか清家は母がホステスで母親に育てられた訳ありの人生で、シングルマザーの香苗に、別れ際にこれからも僕をみていてと香苗に頼んだときの眼が、親近感以上の存在を意識したように見えました。 一方、仮面のように冷徹な表情の鈴木は、マトリョシカの中の人形のように、裏の顔が不気味で、父の家に入って清家やBG事件につながる資料を盗んだと推測されます。

清家という男

単純な殺人事件とかとはまた違ったタイプのミステリーって感じで、凄く先が気になる展開で面白かったです。主人公のお父さんが、どうして殺されてしまったのか、本当に鈴木は殺害を指示したのか気になるところだけど、一番気になったのはやっぱり清家という男ですね。

香苗が言うように、いかにも嘘くさい笑顔を浮かべて、丸暗記した言葉を喋っている空っぽな男って感じだったけれど、彼が本当に鈴木の思惑とか何も知らないで、鈴木にただ操られているような気はしなかったので、香苗に清家が助けを求めているっていうのも、怪しいところだなって感じました。

それにそもそも鈴木にブレーンになるようにアドバイスしたは佐々木っぽいので、佐々木の事も気になる。

先が読めないワクワクさ

主人公道上の父親が突如事故で亡くなるという衝撃的なシーンからのスタートでしたが、怪しい登場人物ばかりで今後どうなるのかわからずワクワクした初回の内容でした。若手ホープと言われる清家大臣の爽やかさやうさんくささが知的なイメージのある櫻井翔さんにピッタリだなと思いました。

取材をした道上からは「AIと話しているみたい」「主体性がない」と言われていましたが、笑顔の下では何を考えているのかわからない不気味さを感じます。清家の秘書であり、高校時代からの友人の鈴木がすべて操っているようですが、なぜそんな事態になったのか、鈴木の思惑は何なのかが気になります。

道上が清家に「私のことを見ていてくださいね」と伝えた言葉が最も印象に残りました。次回以降も楽しみです。

笑うマトリョーシカの1話ネタバレ考察

マトリョーシカの中身は同じ顔?

物語の終盤、水川さんが櫻井さんから直接の電話を受け食事をします。その際に水川さんが熱弁した制作、具体的には祖父母の里親制度の拡充について、後日櫻井さんが世間に向けて、まるで自分が長く検討していたかのように熱を持って訴えかけている姿を見て、ゾクリとしてしまいました。

現実世界にも、たまにこういう人がいるなと思ってしまったからです。自分が良いと思って語ったものを次に会った際には手にし、網羅している人、そして、前からそうであったかのように自分以外の人に堂々と勧める人って確かにいるなと。良い意味でも悪い意味でも情報の吸収が早く、結果、それを違和感なく自分のものにしてしまう。そういう人が現実に政治家に居そうだなと思わせる内容でした。

自分をよく見ていてという櫻井さんの言葉を根拠に、水川さんは櫻井さんがヘルプを出したと理解しますが、それはひょっとしたら別の顔で、開けないと中身も、その表情もわからないマトリョーシカと同じように、櫻井さんには何か別の顔があるのではと思いました。次回も楽しみにしています。

冷徹な仮面のような鈴木の陰謀

香苗は清家の著書に出てくる学生時代の元恋人を捜して過去を調べるようですが、清家の秘書官が2度も交通事故で無くなっていることに不審感を持ち、鈴木の陰謀を疑うようです。

しかも清家がかつて秘書を務めていた武智大臣が死んでから、その地盤を引き継いで代議士になったのを知り、鈴木が殺したのかと疑うようです。すると、香苗に息子を殺すと脅迫状が来たり、車にはねられそうになり、香苗は清家に自分が鈴木に抱いている疑問をぶつけるようです。

果たして清家がどこまで正直に打ち明けるのか見ものです。 史実ではハヌッセンは殺されますが、鈴木がどこまで清家を操作できるのか鈴木の顛末が興味深いです。

命がけの取材

鈴木が本当に清家を操っているとしたら、香苗と密かに会っているっていう事は、あの料亭の大将を通して筒抜けな気がするので、香苗自身やその周辺は今後鈴木によって命が狙われてしまいそうな気がします。

現に今回お母さんのお店が襲撃されてしまったし、清家に香苗には息子がいることを喋ってしまっているので、息子の命が惜しければ、色々と調べたりすることなく手を引けと、早々に脅迫が来るんじゃないかな。

ただ香苗がそれで手を引くとは思えないので、清家がどうして操られているのかという、過去の部分の深掘りになっていくと思います。そこで清家がどうして、今みたいな嘘みたいな笑顔を浮かべて、相手の理想通りに動くAIみたいになってしまったのか、少しでも分かるといいな。

過去の事件もつながっている?

清家が言っていた「僕を見ていてください」の言葉や清家の大学時代の論文を送ってきたりと、清家が道上に助けを求めているのではないかと感じているようでしたが、まだ序盤ということを考えるとそこまで単純な話ではないような気がしています。

今のところ秘書の鈴木が清家大臣を操っているように感じますが、過去の事件の因縁が彼らの今の関係を作っていると予想しています。清家の周辺では過去にも不審な死を遂げた人がいるようですが、黒幕はおそらくすべて同一人物が牛耳っていると思いました。

また、清家の部屋に置いてあったマトリョーシカの存在も象徴的となっていますが、清家が主体性のない空っぽな人間になってしまったきっかけになっているのではと思います。

代表取締役
話題の中心運営局
毎日ある楽しいイベントやニュースの発信が好き。 どれだけ早く最短で情報収集を行い、いかに素早く公開できるのかに命をかけている。 趣味は旅行と釣り、グルメ 嫌いなものは労働
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